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Waymo 「自動運転車の事故率が人間の運転手より大幅に低い」ことを示唆する最新データを発表
自動運転車開発を手掛けるWaymoは2024年9月5日、自社の完全自動運転車の事故率が人間の運転手よりも大幅に低いことを示す最新データを[発表]{target=“_blank”}した。2024年6月末までに、Waymoの自動運転車は合計2200万マイル(約3540万キロメートル)以上を走行し、そのデータに基づくと、重大な衝突事故が84%、**人身事故が73%** 少ないという結果が得られたという。 ![Safety_Dashboard_1__4_.jpg] :::small 画像の出典:[Waymo]{target=“_blank”} ::: 同データは、フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどの地域で収集された走行データに基づくもので、Waymoが運営する新たな「Safety Data Hub」で公開されている。このプラットフォームでは、地域ごとに自動運転車と人間の運転による事故率を比較することができ、特にサンフランシスコでは、重大な事故が91%、人身事故が77%、警察に報告された事故が**54%** 減少しているというデータが示された。 ![Safety_Dashboard_2__1___1_.jpg] :::small 画像の出典:[Waymo]{target=“_blank”} ::: Waymoは、この安全性の向上は自動運転車が常に交通ルールを遵守し、ドライバーの不注意や飲酒、居眠り運転といった人為的ミスを排除できるためであると説明している。また、同社の自動運転システムは高度な障害物検知や衝突回避機能を備え、リアルタイムで潜在的な危険に迅速に対応できるという。 @[YouTube] 同社は今後もデータの透明性を高め、安全性に関する定期的な更新を行う予定とのこと。 :::box [関連記事:Waymo、第6世代ロボタクシーを発表:コスト削減と機能強化を実現] ::: :::box [関連記事:チューリング、日本初の自動運転向け生成世界モデル「Terra」を開発] :::